高崎市末広町の中曽根康弘資料館。
中曽根康弘元首相が塾長を務める、青雲塾の併設施設である。

資料館は、平成18年(2006年)に開館。政治家中曽根康弘氏の歩んで来た道を資料で展示し、その政治活動を通して戦後日本の政治の道筋を辿るもの、だそうだ。

中曽根康弘資料館 (8)
中曽根康弘氏はご存知の通り、群馬県が生んだ総理大臣のひとりで、昭和57年(1982年)総理大臣に就任、以降昭和62年(1987年)まで5年間の長期に渡り、その職にあった。

中曽根康弘資料館 (7)
中曽根康弘資料館 (6)
旧首相官邸の執務室が再現されている。机や椅子は本物だという。竹下登元首相までの歴代首相が使っていたもの!!

中曽根康弘資料館 (1)
中曽根康弘資料館 (2)
中曽根康弘資料館 (3)
首相在任期間が長く、各国首脳との交流も多かった証。上から、米国・レーガン大統領、韓国・全斗煥大統領、中国・華国鋒主席から贈られたもの(肩書はいずれも当時)。

中曽根康弘資料館 (4)
中曽根康弘資料館 (5)
国会議員在任56年(当選20回!)を誇るので、その政治活動に関する資料は膨大なものになるのだろう。展示はその一部と思うが、けっこう見ごたえあり。

政治的には保守的(簡単に言えば右寄り)で、万人受けしないかもしれないが、ある意味戦後政治史が楽しめる。有料だけど、その辺の有料資料館に行くなら、こっちの方がいいね。