高崎市宮元町の頼政神社。

頼政神社 (2)
頼政神社 (3)
頼政神社 (4)
頼政神社は元禄11年(1698年)高碕藩主・松平輝貞の創建。その名の通り「源三位(げんさんみ)」源頼政を祀る。頼政は平家政権を倒すため以仁王(もちひとおう)を奉じて蜂起したが、残念ながら事破れている。治承4年(1180年)自刃。ただこれが後の源頼朝の鎌倉幕府へとつながって行く。

松平輝貞は摂津源氏で頼政の子孫にあたる。ただ平安期末から江戸期までの間に、摂津源氏も分家や養子を迎えたりで、系図は非常に分かりづらくなってしまっている。

内村鑑三 (6)
境内にはなぜか内村鑑三の「上州人」の詩碑がある。碑は内村鑑三の生誕100年を記念して、昭和36年(1961年)に建立されている。内村鑑三ってキリスト教徒だが?
(上毛かるた紀行、「心の燈台 内村鑑三」参照。)

頼政神社から見た白衣観音
神社のすぐ下には国道17号が走っており、また烏川方面の見通しは良い。観音山の白衣観音もよく見える。