渋川市赤城町滝沢、他に広がる滝沢石器時代遺跡。
「赤城歴史資料館」で、ここから出土した「石棒」を見て、帰りに寄ってみた。
旧石器、縄文時代早期から晩期、弥生中期から古墳時代、そして平安時代にかけての集落遺跡で、面積は43,367.14m2。
大正15年(1926年)に、住居跡や配石遺構が発見され、数多くの縄文土器や石匙(いしさじ)、石錐、石皿などの石器の他、長さ110cm、重さ60kgの石棒が出土している。(この石棒が、赤城歴史資料館で見てきたもの。)
東に赤城山、西に榛名山を望むところで、配石遺構や石棒などから、周辺の山を仰ぎ信仰する祀りの場であったと推定される。でも、現在は埋め戻されており、石碑があるだけになってる。梅林の向こうに見える榛名山がきれいだ(笑)。
配石遺構の一部でも復元して、遺跡公園にするとかできないかね?
渋川市教育委員会が発行している滝沢石器時代遺跡のパンフ。あの石棒は、発掘時こんな感じで立っていた。
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