渋川市赤城町勝保沢の赤城歴史資料館。

赤城歴史資料館 (1)
勝保沢城址の一角にある赤城歴史資料館。1983年(昭和58年)開館。旧石器時代からの石器、土器類をはじめ、近世、近代にいたるまでの民俗資料などを展示している。

赤城歴史資料館 (2)
考古展示室に入ると、滝沢石器時代遺跡から出土した石棒が目に入る。これは環状列石内の祭祀に使われていたと推定される石棒である。長さ110cm、重さは約60kgもある。

赤城歴史資料館 (3)
赤城歴史資料館 (4)
赤城歴史資料館 (5)
これ以外にも、土器や石器が大量に展示されており、ボリューム満点。

赤城歴史資料館 (6)
赤城歴史資料館 (7)
赤城歴史資料館 (8)
黒井峯遺跡から出土した提瓶(ていへい)などの須恵器の他、古墳時代の遺跡からの出土品の展示も多い。黒井峯遺跡は6世紀中頃の集落遺跡で、榛名山の噴火により2mもの厚さに積もった軽石の下から発掘された。

赤城歴史資料館 (9)
赤城歴史資料館 (10)
三原田歌舞伎や津久田獅子舞、三原田獅子舞の獅子頭など。

しかし、滝沢石器時代遺跡の石棒は圧巻だね。帰りに滝沢石器時代遺跡に寄って行こう。