伊勢崎市三光町の相川考古館。
相川之賀(しが)氏が永年にわたって収集した、伊勢崎市近郊から出土した考古資料を展示している。江戸時代に建てられたという母屋が、展示室になっている。それ以外にも、土蔵や茶室もけっこう立派。
この之賀さん、1885年(明治18年)に単身渡米するという、当時の日本人としては、大変な行動家。写真は、カナダ在住時のもの。おーっ、ワイルド!!
こんなところに(失礼!)なんと、国指定の重要文化財の埴輪が4点もあるのだ。特に琴を弾いている埴輪は、非常に珍しく貴重なもの。さすがに、この重文はしっかりとした土蔵の中に、展示されている。
ここはお土産も売っていて、重文の琴を弾く埴輪をもじって「ことはにクン」と名付け、商標登録までしていた。伊勢崎絣のコースターと「ことはにクン」クッキーを買ってきたぞ。
ところで、上毛かるた紀行で訪れた織物会館が閉まっていて、銘仙を見ないで帰るのか、という危機を救ったのが、実はこの相川考古館。
(上毛かるた紀行、「銘仙織出す伊勢崎市」参照。)
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