太田市徳川町の医王山永徳寺。



永徳寺は天台宗の開祖・伝教大師最澄の弟子・宥海上人によって、大同元年(806年)に創建され、関東最初の天台三道場のひとつであったといわれている。
徳川氏の祖(笑)・新田義季が徳川郷に居館を構えると、薬師如来を深く信仰し、当寺を祈願所とした。
かつて境内にあって徳川家康を祀った権現堂は、大正13年(1924年)に徳川東照宮の拝殿として移されている。
(「家系図の偽装はここから始まった? -徳川東照宮-」参照)

明治41年(1908年)には、徳川河岸にあった船頭の守本尊とされてきた、不動尊のお堂を移築した。すぐ側を利根川が流れているので、河岸があったのね。
永徳寺は、別名「さつき寺」と呼ばれ、春には境内一面に、さつきが彩り鮮やかに咲き誇る。
とは言っても、今は季節はずれなので、何にもないです。
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