太田市藪塚町の藤光山長円寺。境内には長円寺古墳がある。


長円寺は、薮塚氏(新田一族の岩松氏の庶家)の館跡らしい。

本堂鰐口に極彩色に塗られた彫刻。色鮮やか。この本堂は、宝蔵寺の観音堂を移築したものらしい。


本堂外陣欄間の彫刻。七福神がテーマ?こちらも鰐口同様、色鮮やか。

本堂脇に、長円寺古墳(前方後円墳)がある。墳長33.7m、前方部幅9.5m、前方部高さ4.5m、後円部径22m、後円部高さ7.6m。築造時期は諸説あり。5世紀~6世紀中頃。
藪塚氏館があったころは、古墳上に物見櫓が立っていたとか。
寺伝はよく分からないが、本堂(鰐口や外陣欄間)の彫刻が、違和感あるくらいカラフルで鮮やか(笑)。
下記も見てね。
「本堂の欄間彫刻 -太田・全性寺-」
「本堂の欄間彫刻 その2 -長建寺-」
コメント