邑楽郡邑楽町藤川の月久山高正寺。

高正寺 (1)
高正寺は弘治2年(1556年)得之髄和尚の開山、藤川城主・小林河内守義知の子・高正の開基。その後衰微したが、慶安2年(1649年)龍泉院7世・伝国正的和尚が中興している。龍泉院(大泉町)は小泉城主・富岡秀信が同氏の菩提寺として創建した寺。
(「富岡氏の菩提寺 -龍泉院-」参照)

小林義知ってまったく知らないが、高正寺から西に200mくらいの所にあった藤川城を築城した武将らしい。

仁王像は平成19年(2007年)の建立。

高正寺 (2)
高正寺 (3)
高正寺 (4)
門前には六地蔵や青面金剛塔(像)が並んでいる。

高正寺 (5)
高正寺 (6)
本堂は文政5年(1822年)に焼失。以来、仮本堂であったが昭和22年(1947年)にそれも落雷で焼失。庫裡を本堂と兼ね急場をしのいでいたが、昭和49年(1974年)本堂・庫裡をそれぞれ新築建立。

高正寺 (7)
本堂前の曹洞宗開祖の道元像。平成14年(2002年)の建立。檀家の代表者が道元の750回遠忌に、永平寺を参拝した記念らしい。この種の銅像にしては、お顔がほのぼのしている。

高正寺 (8)
墓地の入口に「日露戦役斃馬霊」との供養碑があった。この辺は兵馬の産地だったのだろうか。

墓地の歴代住職の過去碑では、開山(1世)を伝国正的としており、それ以前の住職名は見えない。中興以降を寺歴としているようだ。