邑楽郡邑楽町中野の前原浅間神社。

前原浅間神社 (1)
前原浅間神社 (2)
前原浅間神社は弘安10年(1287年)中野景継が富士山の浅間神社本宮の分霊を勧請し創建。

中野氏は新田氏一族の大島次郎景継が佐貫庄中野郷に勢力を張り、中野氏を称したのが始まり。その景継に男子が生まれなかったことから、浅間大神に祈願したところ男子(景春)が誕生したことによる。

景春は新田義貞に従い、延元3年/建武5年(1338年)越前・灯明寺畷にて新田義貞が討死した際に殉死している。ちなみに、景春の菩提を弔うために奥方が開創したのが谷中観音である。(「邑楽町中野・谷中観音」参照)

一の鳥居は平成12年(2000年)の建立。

前原浅間神社 (3)
鳥居の大注連縄は氏子役員さんが手作りしたもの。

前原浅間神社 (4)
前原浅間神社 (5)
二の鳥居や社殿他建っているのは浅間神社古墳の墳丘上。浅間神社古墳の詳細は分からないが円墳のようだ。ただ、すぐ後ろに東武小泉線が通っているので、削られている可能性もある。

前原浅間神社 (6)
前原浅間神社 (7)
前原浅間神社 (8)
社殿(と言うか覆屋)はこじんまりしている。境内は広くはないが、ベンチが置かれているなど、地域の方々がくつろげるできるようになっている。社殿前の狛犬は平成12年(2000年)の奉納。狛犬にも役員さんが作った注連縄がかけられている。

平成12年に鳥居の建立、狛犬奉納など、境内整備が行われたようだ。