安中市板鼻の釜渕山大乗院如来寺。
大乗院の創建は不詳。慶長年間(1596~1615年)に堀口出羽守貞忠が中興したとされる。堀口貞忠については分からない。
境内は旧18号バイパスで南北に分断されている。南側には薬師堂がある。
境内の聖観音。また新しそうなので、お寺として存続しているようだ。
北側(高台)には歴代住職の墓地と並んで2基の石幢がある。いずれも六地蔵が施されている。どちらか確認出来なかったが、明暦2年(1656年)の銘があるという。
境内の南側はかつて断崖で、直下に碓氷川が流れていた。そこに釜が渕と呼ばれる深淵があったことから、山号が釜渕山となったとされる。
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