太田市東今泉町の祥寿山曹源寺。


新田氏の祖・新田義重が京から迎えた養姫・祥寿姫の菩提を弔うため、文治3年(1187年)に開基したと伝えられている。祥寿姫は、悪源太・源義平の正室になり、義平の首を持ち帰ったという姫。(「悪源太義平の墓? -清泉寺-」参照。)


2体の仁王像は、ちょっと微妙な雰囲気。なんか、いまいち精悍さがなく、素人目には・・・。まあ、逆にこれが柔和でいい、という人もいるかも。



江戸時代に本堂が火災にあい、その後観音堂が造られ、観音堂を本堂としている。観音堂はさざえ堂と呼ばれ、寛政5年(1793年)に創建された。

現在、埼玉県児玉町の成身院と福島県会津若松市の旧正宗寺と合わせて、日本三さざえ堂と言われているが、曹源寺のさざえ堂が最大だとか。
ここは先代の住職が植えたという、アジサイが有名。アジサイ寺とも言われている。
まあ、季節外れもいいとこなので、人もいなくのんびり見学できた。さざえ堂内部の拝観は有料なので、入ってないけどね。
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