みどり市笠懸町西鹿田の西鹿田中島遺跡。
西鹿田中島遺跡は縄文時代草創期(約1万3千年前)の集落遺跡。東日本における縄文時代の定住生活や、その具体的な内容を知る上で重要な遺跡として、平成16年(2004年)に国の史跡に指定されている。
現在は「西鹿田中島遺跡史跡公園」として整備されている。
集中部Cと土坑群との解説板があった。知識がなくよく分からないが、集中部Cと呼ばれる場所からは、長脚鏃(ちょうきゃくぞく:やじりの一種)などが見つかっている。
75号土坑(写真)はフラスコ型で、木の実などの貯蔵に適した形をしているという。
第11号住居跡。ここからは多縄文系土器や石鏃を作った時の未製品の石くずが見つかっている。
立派なガイダンス施設もある。史跡公園の来場者が休息できたり、西鹿田中島遺跡についてより深く学習できるよう史跡の解説、出土品や縄文時代草創期の景観を復元した展示模型、史跡の解説映像などが置かれている。
実際には中に入っていないので、中の写真はみどり市のHPから拝借してます。
遺跡から見た赤城山。赤城山は縄文時代には噴火も収まり、現在とほぼ同じ形状(裾野など)をしていたと考えられるので、縄文の人々もこの赤城山をみていたのかなぁ。なんて考えると感慨深い。
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