太田市世良田町の東照宮。



世良田東照宮は寛永２１年（１６４４年）徳川家光の命により長楽寺の境内に創建。明治に入り神仏分離により長楽寺から分離されている。


拝殿は日光東照宮奥社拝殿を移築したもの。中井正清最後の作といわれている。中井正清は関ヶ原後に家康に作事方として仕え、江戸城・増上寺・日光東照宮などを手掛けた大工頭。



本殿は伝左甚五郎作。狩野探幽の彫刻「巣籠りの鷹」が有名。いずれも国指定の重要文化財。その他、写真はないが唐門も重文。

とは言っても、拝観料には見合ってない。狭いし。境内には人がけっこういたのに、有料拝観する人がほとんどいないのも分かる気がする。オレが行った時は、オレ以外は親子連れ３人のみ。


宝物館と称するところには、相変わらずの家系図が。「本当だよ、本当だよ」と一生懸命言い訳しているようで、笑ってしまった。