高崎市箕郷町生原(おいばら)の厳島神社。
生原厳島神社は享保年間(1716~36年)の創建。生原の原新田地区は水利の便が悪く、近くにあった唯一の湧水池を貴び、水の神・市杵島姫命を祀ったといわれる。
鳥居は安永5年(1776年)の建立。扁額は弁財天。ご祭神の市杵島姫命は本地垂迹では弁天さまに比定される。
灯籠は天明6年(1786年)に当地の川浦氏の奉納。
中は見られなかったが、高さ18cmの弁天さまが納められている。この弁天さまは、川浦氏が新田開墾時に石臼を2つ合わせたものを掘りあて、その中に入っていたといわれる。
川浦氏についてはよく分からないが、新田開発の中心的な役割を果たしているようなので、名主的な存在だったのかな。
コメント