前橋市富士見町原之郷の九十九山古墳。
6世紀前半の造営と推定される。

九十九山古墳 (4)
九十九山古墳 (6)
九十九山古墳 (3)
自然の独立山(九十九山)の、上部を利用して築造された前方後円墳。全長約60mだが、自然の山に築かれているため、どこまでが墳丘かは判断が難しい。

九十九山古墳 (5)
石室入口が開口しているが、金網で囲ってあったので、無理にはいることはしなかった。入口が狭かった、ということもあるけどね。

石室の奥行きは、約8mもあるみたいで、けっこう大きい。

九十九山古墳 (7)
九十九山古墳 (1)
墳丘上には社(祠)がある。そのためか、古墳北側には鳥居があった。

もともとの山(丘)の上部を使って古墳にしちゃうなんて、この辺の人は合理主義だね(笑)。まあ、有力な豪族ではなかった、ってことになるのかな。