藤岡市中大塚の平地神社古墳。

平地神社古墳 (3)
平地神社古墳 (4)
平地神社境内にあり、鮎川右岸の平坦地に造られた径33m、高さ3.5mの円墳で、墳頂部に稲荷祠が祀られている。

平地神社古墳 (1)
平地神社古墳 (2)
横穴式両袖製石室で、全長9.7m、玄室長5.3m、高さ1.9mで、玄室は羽子板状でわずかに胴張りが認められる。玄室側壁は転石と棒状の片岩による模様積みで、羨道は川原石の乱石積み。

石室からは、人骨・人歯、直刀・鉄鏃・金環・刀子・馬具等が出土しており、石室の構造、出土遺物から6世紀後半の築造と推定される。模様積み石室の中では、藤岡市最大規模を誇る。

残念ながら、石室入り口は鉄格子で塞がれており、中には入れない。藤岡市の古墳って、入れたりは入れなかったりするけど、何か基準がある?(安全上の問題??)