藤岡市三ツ木の平井地区1号古墳。
直径24m、高さ3.5mの2段積みの円墳で、6世紀後半の造営と推定される。
石室は北に開口する横穴式両袖型石室で、羨道、玄室からなり、大きさは6.8mである。
前回の、皇子塚古墳のすぐ隣。隣接している。(「藤岡市三ツ木・皇子塚古墳」参照)
埋め戻されているが、このあたりが、石室の入り口と思われる。帽子埴輪、金銅装単鳳環頭太刀、甕、高杯等が出土している。
皇子塚と南北に並び造営されていることや、副葬品の組み合わせ(鳳凰頭太刀は、龍頭太刀と一対になるもので、龍は男性、鳳凰は女性の持ち物)から、皇子塚古墳被葬者の后の墳墓と推定される。
でも、隣の古墳には皇子塚なんて、それなりの名前がついているのに、ここは平井地区1号って・・・・・。皇子塚の后と推定されるんだから(オレの推定だけど)、ちゃんとした名前を付けてあげたい。
ということで、后塚古墳にする。って、そのまんまじゃないかっ!
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