藤岡市三ツ木の皇子塚古墳。
直径31m、高さ6mの4段積みの円墳で、6世紀後半の造営と推定される。
石室の大きさは全長8.33m、前庭部を含めると12.16mにもなる。群馬県内では例の少ない、前室、玄室を持つ複室構造の石室。
埴輪や馬具、鉄鏃、単龍環頭太刀柄頭等、多数の貴重な出土品が確認されている。
ただ、石室は埋め戻されており、今は見ることができない。
現在この辺は、毛国白石丘陵公園として整備中である。そのため、石室の開放は難しいんだろうな。公園ということで人がたくさん集まれば、良からぬことをする人も出てくるかもしれないからね。
保存するには、埋め戻して見せないが1番いいんだろうけど・・・・・。ちょっと残念。
手前が皇子塚古墳で、向こう側(奥側)が平井地区1号古墳。
次は、平井地区1号古墳だよ。
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