藤岡市譲原の石器時代住居跡。

石器時代住居跡 (1)
石器時代住居跡 (2)
この住居跡は、昭和12年(1937年)旧譲原小学校の工事中に発見され、昭和23年(1948年)に国の史跡に指定されている。

出土した土器や土偶から見て、縄文時代後期から晩期初頭にかけてのものと考えられている。

石器時代住居跡 (7)
石器時代住居跡 (8)
それにしても、立派な覆屋である。中に入ると、自動で音声説明が流れる。

石器時代住居跡 (3)
炉跡は4個の結晶片岩で長方形に築かれ、55cm×44cm、深さは36cm、中には灰と少量の炭が見られる。

周りには、大きな結晶片岩や砂岩が敷き詰められている、敷石式住居。

石器時代住居跡 (6)
石器時代住居跡 (4)
年表や想像画も展示されており、勉強にもいいね。

近くを流れる神流川を東に、すぐ西には山が広がる河川段丘の地は、縄文人が生活するのに、適していたっていうことだね。