藤岡市上落合の伊勢塚古墳。
6世紀後半の造営と推定される。

伊勢塚古墳 (8)
伊勢塚古墳 (2)
伊勢塚古墳 (3)
円墳に見えるが、実際は不正八角形墳。直径27.2m、高さ6mの2段に築かれている。

伊勢塚古墳 (4)
伊勢塚古墳 (5)
石室が開放されており、入れるようになっている。石室入口の石積みも特徴がある。平らな石を積み上げているようだ。

伊勢塚古墳 (6)
石室内にはかがめば入れる。暗くてうっすら見えただけなのだが、それでも感嘆してしまった。

石室内は、小さい石と大きな石をうまく組み合わせている。左右の壁は、底面から天井に向けて ゆるいカーブを描いて立ち上がり、石室全体としては アーチ型の構造になっている。

精巧な石組みと、柔らかい曲線で構成された石室は、「オ~ッ!!」って感じ。

伊勢塚古墳 (7)
墳丘上には、礎石のようなものが。昔は祠でもあった?

よく通る道から見えるので、そのうち寄ってみようと思っていたのだが、意外と立派なので、ちょっと驚いた。