藤岡市上落合の伊勢塚古墳。
6世紀後半の造営と推定される。
円墳に見えるが、実際は不正八角形墳。直径27.2m、高さ6mの2段に築かれている。
石室が開放されており、入れるようになっている。石室入口の石積みも特徴がある。平らな石を積み上げているようだ。
石室内にはかがめば入れる。暗くてうっすら見えただけなのだが、それでも感嘆してしまった。
石室内は、小さい石と大きな石をうまく組み合わせている。左右の壁は、底面から天井に向けて ゆるいカーブを描いて立ち上がり、石室全体としては アーチ型の構造になっている。
精巧な石組みと、柔らかい曲線で構成された石室は、「オ~ッ!!」って感じ。
墳丘上には、礎石のようなものが。昔は祠でもあった?
よく通る道から見えるので、そのうち寄ってみようと思っていたのだが、意外と立派なので、ちょっと驚いた。
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