多野郡上野村川和の不二洞。「関東一の鍾乳洞」と呼ばれる。

約1,200年前に発見されたが、洞内があまりに複雑だったため、ずっと中の詳細は分からなかったらしい。そして今から400年前、安宗が初めて最奥部まで足を踏み入れたと言う。全長は約2.2km。

不二洞 (4)
不二洞 (7)
チケット売り場から入り口まで、山道を約350m上る。ここまでで、けっこうハアハア。さらに上り勾配のコンクリートのトンネルを約120m上ってやっと不二洞の中へ。

でもここは直径12m、深さ40mの縦穴の底。上に行くには、この縦穴にあるらせん階段を40m登らなければならない。この時点で足はガタガタ、呼吸はゼイゼイ。やっと不二洞見学の開始となる。

不二洞見取り図
上野村振興公社HPから

不二洞 (3)
不二洞 (12)
不二洞 (8)
不二洞 (19)
不二洞 (21)
不二洞 (23)
2.2kmのうち、どれくらいが見学コースになってるんだろう?

30分くらいは歩いていたような気が。いろんな名前が付いているが、仏にちなんだものが多いのは仏僧らが修行の場としていたから。

いやぁ~、自然のすごさを実感。すばらしい! 100年で1cmの成長と言うから、これだけになるには・・・、想像もできない。

出口からは今度は下り。下りもけっこう足にくるんだよね。息も絶え絶え。体力の衰えを痛感!