伊勢崎市大正寺町の大聖寺墓地の宝篋印塔。

大聖寺墓地の宝篋印塔 (1)
大聖寺墓地の宝篋印塔 (2)
明治初年に廃寺となった大聖寺の墓地に宝篋印塔群がある。その内、写真右の2基が伊勢崎市の重文になっている。

2基とも総高190cmで、基礎の輪郭が2区に分けられ、それぞれに格狭間が彫られている関東型と呼ばれる形式。年代を示す銘はないが、その特徴(複弁の反花や隅飾突起など)から南北朝期のものと考えられる。