高崎市根小屋町の鹿島山宝性寺。

根小屋・宝性寺 (1)
慶長年間(1596~1615年)僧・重忠の開創と伝わる。寛永5年(1628年)に安養寺(高崎市上大島町)の住清を招き中興開基。このとき、根小屋の肝煎である赤穂内之助の屋敷内に堂宇を整備している。ちなみに肝煎とは江戸時代の村役人のことで、庄屋や名主と同義。

根小屋・宝性寺 (2)
門柱横の石塔類。ちょっと前の道(寺尾藤岡線)の交通量が多く、何が建っているのかはよく見てこなかった。

根小屋・宝性寺 (3)
根小屋・宝性寺 (4)
参道を境内に向かっていくと、すぐ手前に上信電鉄の線路がある。ちょうど下り列車(下仁田行き)が通過したが、境内入口の踏切には遮断機がなく、左右確認など安全確認が必要だ。写真右側500m位のところに高崎商科大学前駅がある。

根小屋・宝性寺 (5)
本堂は明治15年(1882年)に焼失。明治32年(1899年)の再建。本尊の十一面観音を祀る。

根小屋・宝性寺 (6)
根小屋・宝性寺 (7)
境内の六地蔵と聖観音像。

根小屋・宝性寺 (8)
これはなんだろう。獅子かな。インド・アショカピラーの獅子柱頭をモチーフにしているような気がしないでもない・・・。