上毛かるた紀行、第43弾!

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(る) ループで名高い 清水トンネル

清水トンネル
清水トンネルは、JR上越線の群馬県と新潟県を結ぶ、全長9,702mのトンネルである。川端康成の「雪国」でも有名。大正11年(1922年)に着工し、昭和6年(1931年)に開通している。

清水トンネルの工事は、谷川岳を貫く難関工事なので、ループ線にして高度をかせぎ、清水トンネルの長さをできるだけ短縮した。ループは湯檜曽駅と土合駅間にある。トンネル(湯檜曽トンネル)の中なので、見れない・・・。

昭和41年(1967年)に新清水トンネル(全長13,490m)が開通し、上り(高崎方面)は清水トンネル、下り(長岡方面)は新清水トンネルを使用している。そのため、土合駅と湯檜曽駅の下りホームは地下にある。

土合駅 (1)
土合駅 (2)
「日本一のモグラ駅」土合駅に寄ってみた。下りホームは地下70mの新清水トンネル内にある。

土合駅 (3)
土合駅 (4)
143mの連絡通路を歩くと、ホームへの長ぁ~い階段がある。この階段は462段あり、改札口から下りホームまでは約10分かかる。エスカレータの設置スペースは設けてあるようだが、設置されることはなさそうだ。利用客が少なすぎる。維持・管理コストだけで大赤字(多分)。

駅前に車がけっこう止まっていたが、待合室や上りホーム(地上にある)に人影が見えなかったので、みんな下りホーム向かっているんだと思う。

オレッ? もちろん階段までは行ったが、降りてない。帰りの登りがきつそうだったので。