上毛かるた紀行、第32弾!

て
(て) 天下の義人 茂左衛門

茂左衛門地蔵 (1)
茂左衛門地蔵 (2)
利根郡みなかみ町月夜野(旧月夜野町)の茂左衛門地蔵尊。

茂左衛門地蔵 (6)
茂左衛門地蔵 (3)
杉木茂左衛門は、沼田城主・真田伊賀守信利の圧政に苦しんでいた、利根・吾妻・勢多の177村領民のため、一命をかけ将軍(徳川綱吉)への直訴を決行。天和元年(1681年)のこと。

見事直訴は成功し、沼田真田家は改易となったが、茂左衛門は天和2年(1682年)11月5日、磔の刑に処せられた。

領民はその死をいたみ、刑場跡に地蔵尊を建て、供養を続けてきた。大正11年(1922年)各地からの浄財により、茂左衛門を祀る千日堂が建立された。

茂左衛門資料館 (1)
千日堂の隣に資料館(?)があり、30数枚の絵で流れをうまく説明している。まあ、紙芝居のようなもんだね。

茂左衛門資料館 (8)
真田信利は無理な検地により、もともと3万石程度の領地を、14万4000石とした。そのため領民は5倍の増税となった。8公2民くらいだったらしい。

茂左衛門資料館 (6)
領民の生活は困窮を極めていたが、信利は華美贅沢三昧。

茂左衛門資料館 (5)
年貢未納者には容赦のない拷問。これは水責め。

だいぶ端折るけど・・・・・。

茂左衛門資料館 (3)
茂左衛門は、月夜野竹之下河原で磔の刑に。享年48歳。

絵はこのままでいいので、これにナレーションつけて映像化してくれると、非常に分かりやすいと思った。絵についている解説文が、意外と小さく見づらいので。