伊勢崎市三和町の丸塚山古墳。

丸塚山古墳 (1)
丸塚山古墳 (2)
丸塚山古墳は全長81mの規模を誇り、後円部径58m、同高さ8mに対し、前方部前幅26m、同くびれ部幅41m、同長さ27m。後円部に対して前方部が幅、長さ、高さともに規模の小さい帆立貝式と呼ばれる前方後円墳である。5世紀後半の築造と推定される。

大正12年(1923年)、昭和30年(1955年)の2度にわたり発掘調査が行われている。その結果、箱形石棺が3個発見されている。石材は凝灰岩が2個、緑泥片岩が1個。時代を変え3人が埋葬されていたことになる(多分最初に1人、後に2人)。

ところで、古墳回りを一周したのだが、どこから見ても素人目には前方後円墳に見えない。また、開口部があるかなと思い墳丘に近づこうとしたが、周濠跡が田畑になっておりどうしても近寄れない。ちょっと残念だった。