吾妻郡東吾妻町須賀尾の諏訪神社。



須賀尾諏訪神社の創建は不詳。天慶2年(939年)に再建されたと伝わるので、創建はそれ以前と考えられる。また、建久4年(1193年)に源頼朝が浅間山麓での巻狩りの際に参拝したという。


社殿は享保14年の建立(その後の再建屋修築などは不明)。石敷の参道に対し社殿が少し横を向いている。
本殿は覆屋内で見えないが、三社に別れており、中央に八幡宮、右殿は諏訪神社、左殿は浅間神社となっている。これは建久4年に源頼朝が参拝した時に、鶴岡八幡宮と浅間神社を勧請し合祀したからといわれる。

神楽殿は大正6年(1917年)の建設。春秋の例祭に神楽が奉納される。


境内には杉やケヤキの古木が多く、幹周りが6m規模のものもある。

写真では分かりづらいが、剣を持った武人が線刻されている。勝手に想像するに日本武尊かな。弘化4年(1848年)の銘があった。
コメント