吾妻郡東吾妻町植栗の鹿島宮


植栗鹿島宮は元慶2年(878年)に奈良・春日大社の分霊を勧請し創建された。


社殿は大永3年(1524年)斎藤越前守、天正元年(1573年)植栗安芸守が造営・再建などの記録が残る。その後も元禄6年(1708年)に建替えられている。
斎藤越前守は岩櫃城主・斎藤憲実あたりか。植栗氏は吾妻氏の分家とされるが、植栗安芸守については分からない。

境内の末社群。一番左の祠には寛政3年(1791年)、別の祠(写真には写ってない)には宝暦2年(1752年)の銘があった。


石段脇から水が出ていたが、鹿島のご神水ってこれかな。水量はあまり多くないが、きれいな水なので湧き水っぽい。手水舎に引いているのもご神水だと思う。かなり山の方まで管が伸びている。

中之条町のシンボル・嵩山がきれいに見えた。切り立った岩肌や奇岩の類いなど岩櫃山との共通点も多い。いずれも単独峰だと思うが、関連はあるのかな?
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