渋川市白井の金光山玄棟院春日寺。
玄棟院は天正3年(1575年)白井城主・長尾憲景が開基、雙林寺10世・操芝英旭禅師の開山。寺名は憲景の法名・梁雄玄棟院殿から。
本堂と庫裏が合体したような造りになっている。本堂部分は平成24年(2012年)、庫裏部分は平成16年(2004年)に大改修が行われている。
鐘楼は昭和58年(1983年)の建立。
本堂脇の閻魔大王は、長尾憲景の護持仏と伝えられる。
境内の山水庭園はきれいに整備されており、池には立派な錦鯉がわんさと泳いでいる。ところで、長尾憲景の築園とされる「信玄造り」といわれる枯山水庭園があるということだが、どこにあるのだろう。
探してみると、本堂裏にこぢんまりとした枯山水庭園があった。これが長尾憲景築園の庭園なのかは不明。
玄棟院は高台にあるため、吾妻川や市街地を下に、背景には榛名山という素晴らしい景色が見られる。
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