高崎市山名町の来迎阿弥陀画像板碑。

来迎阿弥陀画像板碑 (1)
来迎阿弥陀画像板碑 (2)
板碑は祠のような覆屋内にあり、厳重に鍵が掛けられていて見ることはできない。

来迎阿弥陀画像板碑 (3)
解説版に載っている板碑拓本の拡大写真。板碑は高さ97.5cm、幅33cm、厚さ5cmで、剣菱形の緑泥片岩の上半に薄肉彫りで右斜めを向いた阿弥陀如来を刻んでおり、下半に建治4年(1278年)の銘がある。

阿弥陀如来の頭部には放射状の頭光が線刻されている(この部分は拓本写真からも分かる)。印相は来迎印結び蓮座の上に立ち、信仰者の臨終を極楽浄土に迎える「阿弥陀来迎」の型式をとっている。

鉄扉に2つ丸い穴(窓)が開いているので覗けたのかもしれないが、何かあると嫌なのでやめておいた。