藤岡市保美の稲荷神社。
保美稲荷神社の創建は不詳だが、鳥居(コンクリートで補強されているところの上部)に「安永」の文字が読み取れた。安永は江戸時代の1772~81年。
鳥居の上に石が投げ上げられている。昔から、鳥居の上に石を乗せると願い事が叶うといわれている。なかなか街中の神社では危なくてできないが、田畑が広がる中の神社らしい風景だ。また、石鳥居ならではでもある。
ただし、自分が投げた石で他の石を落とすと、逆に縁起が悪いといわれているので、ちょっと注意が必要だ。
小さい社が台座の上に乗っている。
社の中には狐の像と剣があった。剣は何?
保美稲荷神社は別名「失せ物稲荷」の名で地域住民の方々に親しまれている。「なくした物を探したいときに願をかけると、不思議と必ず出てくる」ことから、そう呼ばれている。そして、なくした物が見つかったら、油揚げをお礼に奉納する風習がある。
昔は社の周りに参拝者が奉納する油揚げや酒が数多く並んだという。
コメント
コメント一覧 (3)
(36.20162,139.06181)
ブログを閲覧いただき、ありがとうございます。
失せ物稲荷(通称)の場所の目安です。
まずは藤岡市保美の公会堂を目指してください。
住所は藤岡市保美130-1です。
公会堂の北側の道を東側に入り、突き当たりを左折(北側)すれば道なりで
着きます。ただ、この道は狭い農道(小型車・軽自動車がやっと。すれ違えま
せん)のため、クルマは公会堂に置いて歩いて行くことをお勧めします。徒歩
数分ですので、問題ないと思います。
読み込めるか不明ですが、Yahoo地図にマークをつけました。
https://map.yahoo.co.jp/place?lat=36.20155&lon=139.06183&zoom=16&maptype=basic
紛失物が見つかることをお祈りしています。
記事を拝見させて頂きました。
先日代わりが効かないものを紛失してしまい御参りに行きたいと思ったのですが。
ここに関しては情報が1つもありませんでした。
もし可能であれば場所のヒントなど教えては頂けませんでしょうか。