藤岡市鬼石の原古墳。

原古墳 (1)
原古墳は直径9mの円墳で、墳丘には土がまったく使用されず石材のみで構築された珍しい古墳である。6世紀中ころの築造と推定される。

原古墳 (2)
埋葬施設は全長約6m(羨道約3m、玄室約3m)の横穴式石室で、天井石はなくなっている。

平成20年(2008年)に国道及び橋の付け替え工事に伴い発掘調査が行われ、ガラス玉、耳飾り、鉄鍬などが出土している。平成23年(2011年)に元の位置から50m東の現在地に移築・復元されている。墳丘上部は既に失われていたので、古墳基底部のみの復元となっている。

Y字路の三角地点にあり、隣は何回も寄ったことがあるセブンイレブン。でも、原古墳の存在にはまったく気がつかなかった。何で知ったかと言うと「ぐんま古墳探訪」に紹介されていたから。早速役にたった。(「『ぐんま古墳探訪』を買ってきた」参照)