多野郡神流町相原の丹生(たんしょう)神社。
丹生神社は元文4年(1739年)の創建と伝わる。甘楽郡(現富岡市)の丹生(にう)神社の分霊を勧請したといわれる。元々は「にう」と読んだらしいが、いつからか「たんしょう」と読むようになった。
鳥居に付けられていた扁額(現在は拝殿についている)。扁額裏から墨書が見つかっており、扁額周りの透かし彫りは天保4年(1833年)製と判明した。鳥居も同時期の造立と推定され、県内でも古い部類の木造(ケヤキ)鳥居と考えられている。
ただ、鳥居は鮮やかな朱色になっており、上塗りしたのか再建鳥居か分からない。あんまりよく見てこなかったので・・・。
2社が祀られているようだが、もう1社は知識がなく読めない。ただ、鳥居の旧扁額には「國常立神」とあり、国之常立神(くにのとこたちのかみ)のようだ。とすると、秩父神社系の妙見社(宮)かな。
神楽殿? 神饌舎?
神流町には相原地区以外にも丹生神社があるのでお間違えなく(塩沢地区と黒田地区)。
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