前橋市総社町桜ヶ丘の植野稲荷神社。

植野稲荷神社 (1)
植野稲荷神社 (2)
植野稲荷神社の創建は不詳だが、赤松氏の創建と伝わる。赤松氏は(総社)勝山城主で、新田義貞の鎌倉攻め(元弘3年:1333年)に参加したといわれる。

植野稲荷神社 (3)
植野稲荷神社 (4)
植野稲荷神社 (5)
正保年間(1645~48年)に赤松氏の末裔・関口氏が石祠を建立。現在の社殿は元治元年(1864年)の再建。平成6年(1994年)に修復されている。

植野稲荷神社 (6)
植野稲荷神社 (7)
植野稲荷神社 (8)
拝殿の彫刻は「関東の名工」と称された熊谷出身の小林源太郎正俊の傑作。

植野稲荷神社 (9)
植野稲荷神社 (10)
神楽殿。植野稲荷神社の太々神楽は、江戸末期に群馬郡六郷村(現高崎市小塙町)烏子神社から伝承されたと伝えられている。

江戸初期(前橋藩主が酒井忠世のころ)、境内に希なる榎の大木があったことから、一本木稲荷神社とも称する。この榎の大木は、現在はない(枯れた?)ようだ。