安中市磯部の神明宮跡。
神明宮は明治14年(1881年)に磯部神社に合祀され、現在は中磯部住民センターなどになっている。(磯部神社は「安中市下磯部・磯部神社」参照)
少しばかりの境内跡に、神明宮のご神木であったとされるヒイラギが残っている。
樹齢は250年以上と推定される。写真では分からないが、反対側の幹の内側は大きな空洞になっている。ただ、写真のように緑の葉が覆い、樹勢は旺盛に見える。
境内跡の隅に、「五六七会 タイムカプセル」と書かれた標柱があった。何の会かは知らないが、思い出の品などが埋められているようだ。
神明宮跡地は日本武尊が東征の折、行在所としたと伝わっており、その際に冠を掛けた「冠石」、腰を掛けた「腰掛石」がある。(もちろん、いずれも伝承)
一応、それらしき写真を撮ってきたが、まったく分からない。広くはない境内跡地や住民センター周りを探したが、上の写真くらいしか、それらしき物は見つけられなかった。
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