前橋市山王町の日枝神社。


山王日枝神社は、貞観2年(860年)嵯峨天皇の皇子・忠長親王が上野国大守に任ぜられたのを祝し、山王日吉神社の分霊を勧請したのが始まりという。



現在の社殿は、永禄年間(1558~70年)の再建といわれ、最近では平成3年(1991年)に修復、平成17年(2005年)に屋根の葺き替え(銅板葺)を行っている。

神楽殿。
4月に神楽が行われるようだが、行うのは後閑・飯玉神社の関係者(神楽保存会のみなさん)らしい。
山王日枝神社は歴史が長いだけに、源頼朝が参詣して300余町歩を寄進したとの記録もある。また江戸時代には徳川家光が神田を献じたり歴代前橋藩主の崇拝を受けるなどしている。
山王町の地名は、山王日吉神社からと考えられている。
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