邑楽郡板倉町大高嶋の白山清浄院。
清浄院の創建は不詳だが、平安時代かそれ以前と伝わる。明暦年間(1655~57年)に高瀬善兵衛直房・直義により伽藍が整備されたという。
高瀬善兵衛直房は館林大久保村(現板倉町)の出身で、江戸・日本橋の米問屋で奉公し財を成したようだ。浅草・浅草寺に奉公家への報恩として銅造観音菩薩坐像・銅造勢至菩薩坐像の二体(二尊仏)を奉納している。
本堂は平成10年(1998年)に改築されている。
十三仏堂。
大きな子育・水子地蔵像が建つ。
本堂裏手に「ぼたん園」がある。本堂の改築(平成10年)を機に計画。住職が手作りで8年かかりで完成させたもの。遊歩道も整備され、毎年4月下旬から5月上旬に約40種、1000株のボタンが咲き乱れる。よく調べずに行ったので気づかなかった。まあ、知っていても季節が合わなかったけど。
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