安中市簗瀬の城山稲荷神社。

城山稲荷神社 (1)
城山稲荷神社は原市の個人邸内に鎮座していたが、文化年間(1804~18年)に現在地に遷座している。

城山稲荷神社 (2)
城山稲荷神社 (3)
城山稲荷神社 (4)
拝殿は文政6年(1823年)、本殿は文化年間(1804~18年)の造営。

城山稲荷神社は中御門家の祈願所となっており、同家が文政7年(1824年)に奉納した抱柏御葉牡丹の紋の「紫縮緬幕」が社宝となっている。

城山稲荷神社 (5)
境内地は簗瀬城址と伝えられる。建治元年(1275年)の築城ともいわれるが、資料的な裏付けはない。

写真の案内板が立っているところは虎口の雰囲気。社殿裏(北側)には土塁が残っている。とは言え、周囲は住宅地になっており、オレのような素人は言われなければ城址と気づかない可能性が大きい。