北群馬郡吉岡町北下の諏訪神社。


北下諏訪神社の創建は不詳だが、桃井直常が京都より勧請したと伝わる。直常が勧請したのなら八幡宮では? と思うのだが・・・(桃井氏は源氏の一族であり、桃井郷(吉岡町、榛東村あたり)に多数の八幡宮を勧請・創建している)。


天明元年(1781年)に社殿を増築した記録があるようだ。

境内にある養蚕家・馬場重久の顕彰碑。
重久は寛文3年(1663年)に桃井荘(現在の吉岡町)に生まれた農学者、医者。若いころから科学的に養蚕を研究し、その著書である「蚕養育手鑑」は、民間の蚕書としては国内で最も古い。(「養蚕家・馬場重久の墓」参照)
顕彰碑は昭和33年(1958年)に北下地区住民の寄付により建立されている。
コメント