邑楽郡邑楽町秋妻の天華山清岩寺。

清岩寺 (1)
清岩寺は元和3年(1617年)清岩宗久の開基、大雲文龍の開山。大雲文龍は関東地方に曹洞宗を広めた名僧とされる。後陽成・後水尾の両天皇に書道を指南し、紫衣と仏日金蓮禅師の称号を賜っている。

清岩寺 (2)
清岩寺 (3)
清岩寺 (4)
本堂は昭和49年(1974年)の建立、平成15年(2003年)に改修されている。

清岩寺 (5)
境内の薬師堂。

清岩寺 (6)
境内の池。きれいに整備されている。

清岩寺 (7)
日清・日露、大東亜戦争戦没者の供養塔の隣に、付近で墜落したB-29、グラマン搭乗員の慰霊碑もある。

清岩寺 (8)
B-29墜落搭乗員慰霊碑。昭和20年(1945年)2月10日、太田市の中島飛行機攻撃に飛来した118機のB-29のうち2機が空中衝突し墜落。乗員23名が犠牲となった。

清岩寺 (9)
グラマン搭乗員慰霊碑。昭和20年2月16日、飛来したグラマンが高射砲に撃たれ足利市に墜落。3名の搭乗員が犠牲になった。

清岩寺 (10)
平成27年(2015年)3月に行われたB-29・グラマン日米合同追悼式には、キャロライン・ケネディー駐日大使(当時)からメッセージが寄せられている。

碑の建立時、米軍横田基地(広報部)も「日本以外の国で、敵の兵士を敬い慰霊する行事はないだろう。日本人の高い品格と日米の友好の絆を表すもの」とのコメントを出している。