甘楽郡下仁田町下仁田の伊勢山の百庚申。


伊勢山の庚申塔の多くは紀年銘が磨耗し不明な物が多いが、分かるものでは元禄7年(1694年)、享保18年(1733年)、寛政9年(1797年)、文政10年(1827年)などがある。
元禄と文政では100年以上の間隔があり、長きに渡り徐々に建立されたものとされる。

この碑には南牧村の不動寺住職・月船(当時)による「庚申始末記」(庚申の由来)が刻まれている。



山の東面(だと思う)に多くの庚申塔が並ぶ。
この山の中を古道が通っていたと地元の人から聞いたので、その古道に沿って庚申塔を建立したのかもしれない。
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