桐生市川内町の大光山宝徳寺。

宝徳寺 (1)
宝徳寺は宝徳年間(1449~51年)に、桐生城(柄杓山城)の裏口を護るため桐生正綱により創建された。

宝徳寺 (2)
本堂前にある原爆の残り火「平和の火」。その名の通り昭和20年(1945年)広島に投下された原爆の残り火。福岡県八女市に残されていたものを、平成27年(2015年)に分火してもらっている。

宝徳寺 (3)
平成26年(2014年)再建の鐘楼。宝徳寺では大晦日の除夜の鐘を平成27年(2015年)から半日早く、昼の12:00から撞いている。これは夜間の外出が難しい高齢者や子供たちにも鐘を撞いてもらいたいという配慮から。

宝徳寺 (4)
宝徳寺 (5)
宝徳寺 (6)
宝徳寺 (7)
禅宗方丈形式の本堂。禅の精神から華美なものを排し、質素な造りとなっている。方丈とは本来住職の居室のことをいう。住職のことを「方丈さん」というのはここからきている。

宝徳寺 (8)
宝徳寺 (9)
本堂前の枯山水庭園。自由に本堂に上がれ、のんびり庭園をながめることができる。

宝徳寺 (10)
本堂脇には滝と池からなる山水庭園がある。枯山水との対比が美しい。

宝徳寺は春はぼたん、秋は紅葉が美しい。ぼたん寺、紅葉寺とも呼ばれ参拝者も多い。また、宝徳寺で人気なのが「アートなご朱印」。ご朱印目当ての参拝者も多くなっているという。