館林市高根町の大山祇(おおやまづみ)神社。

大山祇神社 (1)
大山祇神社 (2)
大山祇神社は正徳4年(1714年)に、大谷休泊が成島に建立した山神社から分社し創建。明治43年(1910年)に近隣の4社を合祀し、大山祇神社となっている。鳥居の扁額は「山神宮」。

大山祇神社 (3)
大山祇神社 (4)
大山祇神社 (5)
ご祭神は大山祇神で、その名の通り山の神である。別名和多志大神と呼ばれ、こちらは海の神を表している。つまり大山祇神は山と海の両方を司る神となる。

また大山祇神の娘である木花之開耶姫が彦火火出見尊を生んだことを喜び天甜酒(あめのたむざけ)を造ったことから酒造の神でもある。木花之開耶姫は天照大神の孫・瓊瓊杵尊の妻。(神様は読み方も難しいけど、系譜も難しい)

大山祇神社 (6)
鳥居脇に寛延4年(1751年)銘の道祖神があった。

地元の方々は、現在も大山祇神社を「山神様」と呼び鎮守として崇拝している。