太田市新田木崎町の照光山長明寺。
長命寺は延長3年(925年)の創建と伝わる。その後、木崎宿の火災により伽藍が焼失したが、慶長3年(1598年)に再興されている。
境内左手に石仏・石塔などが配されており、その後ろの小山は豊城塚という円墳である。名前からして、豊城入彦命の墓とかの伝承がある?
墳頂には五輪塔と双体道祖神があった。
寺前や境内には植込みが整備されており、美しい佇まいを感じる。
長命寺は木崎宿の総鎮守・貴先神社の別当寺を務めている。ちなみに貴先が転じて木崎となったといわれる。
また、長命寺の門前には「木崎宿の色地蔵」がある。(「太田市新田木崎町・木崎宿の色地蔵」参照)
木崎宿は例幣使一行が小休止する程度の小さな宿場だったが、飯盛り女がいたことから、宿場町として大きく発展した。
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