桐生市梅田町の龍澤山長泉寺。

長泉寺は文明8年(1476年)桐生在俊の位牌所として創建された。その後、文禄4年(1595年)由良家家臣(桐生城代)の藤生紀伊守の嫡男・岩下平衛門茂吉により再興されている(鳳仙寺7世・儀拈牛把による再興との説もあるようだ)。

門柱脇に梵鐘が置いてあった。


本堂は寛永10年(1633年)の建立と伝わる。中規模の6室構成方丈形式となっている。内部各所に墨書や刻銘が残されており、正徳2年(1712年)、享保3年(1718年)、明和9年(1772年)などの年号が見られる。(本堂は桐生市の重文に指定されている)
ちなみに、方丈形式は京都の臨済宗を中心に作られたもので、禅の精神から華美なものを排し、質素な造りとなっている。本来は住職の居室のことを方丈という。住職のことを「方丈さん」と呼ぶのは、ここから来ている。

鐘楼には梵鐘が吊られている(当然だが)。門柱脇にあった梵鐘は何?


六三大士堂。昭和61年(1986年)の再建。六三除けで重病人を救ったという為雲和尚を祀る。この和尚は酒が大好きだったことから、今も竹筒に入った酒が供えられているという。でも内部を見る限り、それらしき竹筒は見えなかったけど。
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