渋川市中郷の子持神社。
子持神社は嵯峨天皇の御代(延暦5年:786年~承和9年:842年)の創建と伝えられるが、詳細は不明。
大鳥居から1km近く登ると鳥居が見えてくる。と言っても、もちろん車で行った。
現在の神明権現造りの社殿は昭和31年(1956年)の再建。拝殿は入母屋、銅板葺、桁行4間、梁間2間、正面向拝付。本殿は神明造、銅板葺。
神楽殿。5月1日の例祭に太々神楽が奉納される。
万葉歌碑。安政7年(1860年)ころの建立。「子持山若楓の紅葉まで 寝もと吾は思ふ汝はあどか思ふ」と万葉仮名で彫られている。
子持若姫像。平成26年(2014年)と最近の建立。子持若姫は木花開耶姫命のことらしく、木花開耶姫命は子持神社のご祭神である。
境内は3万3500平方mと広く、古樹大木が鬱蒼としている。山腹なので騒音がまったく聞こえず、さらに他に参拝者がいなかったので静か過ぎて。3万3500平方mって、山のどこまで含まれているのか?
ここから2kmほどさらに登ると奥宮がある。行ってみようと思ったんだけど、落石のため車は通行止め。じゃあ、歩って行こうかと思ったら「熊出没」の貼り紙が。と言うことで断念。
子持神社は現在の奥宮に創建され、室町時代に関東管領・上杉憲顕が現在地に遷座したといわれているので、行ってみたかったのだ。残念!
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