安中市板鼻の荒木寅三郎の墓。
荒木寅三郎の墓は龍的塚古墳の墳頂にある。龍的塚古墳は、直径40mの円墳で、竪穴式の石室を持つ。周濠の中に陪塚が確認されている。築造は5世紀と推定され、付近では最古の古墳とされている(前方後円墳との説もある)。
墓までは石段が設置されている。
荒木寅三郎の墓。
荒木寅三郎は慶応2年(1866年)に板鼻の町医の家に生まれる。東京帝大医科大学を卒業後家業を継ぐ。その後、ドイツ留学、第三高医学部教授、京都帝大医科大教授などを経て、大正15年(1915年)に京都帝大総長、昭和4年(1929年)に学習院院長に就任。昭和17年(1942年)に逝去、75歳。
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