吾妻郡中之条町五反田の旧五反田学校。
旧五反田学校は明治41年(1909年)に伊勢宮の森の木を使用して建築されている。敷地は旧五反田村の住民が総出で造成したという。木造平屋建ての板葺き・合掌入母屋造り(現在は、亜鉛鉄板葺き)で、間口は28間(50.9m)、奥行き5間(9m)。
昭和13年(1938年)に伊勢尋常高等小学校第2分教場となり、その後中之条町立第4小学校の分校として昭和44年(1969年)まで使われた。
ほとんど改造されないまま、差込み式の窓の鍵などが当時のまま残されている。校舎内の柱などには児童の指導のための書き込みが見られる。という。
中を覗いて見たら、当時使用していたと思われる机や椅子が残されていた。
校舎の端には講堂と思われる広いスペースがある。
現在、旧五反田学校は中之条ビエンナーレの会場としても活用されている。中之条ビエンナーレは平成19年(2007年)から始まった(2年に1度)アートイベント。海外も含めた多くのアーティストが参加しており、地域住民との交流も盛んなようだ。
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