安中市安中(1丁目)の愛宕神社。

安中愛宕神社 (1)
安中愛宕神社 (2)
安中愛宕神社は元禄年間(1688~1704年)に祠を祀り、柳沢豊昵の夢告によって手水鉢を奉納したのが始まりと伝わる。

安中愛宕神社 (3)
安中愛宕神社 (4)
安中愛宕神社 (5)
この辺りはかつで古墳で、「永禄二己未年(1559年)谷間なりしを土をならして家をたつ。ゆえに谷津村となづけしとなん」と記録に残る。

安中愛宕神社 (6)
愛宕神社のご祭神は軻遇突智命(かぐつちのみこと)であり、別名火産霊神といい防火の神である。

明治の神社合併の際、愛宕神社を熊野神社に合祀しようしたが、愛宕神社は火の神、熊野神社の末社諏訪社は水の神であるから、合併しなかったという逸話が伝えられている。

また、祭りに雨が降っても火伏せの神であるので、かえって喜ばれるという。