安中市安中(3丁目)の十輪山東光院。
前回の「安中草三の碑」で書いた安中草三郎の妻の墓がある。

東光院の創建年は不明だが、慈覚大師円仁の開祖。

お寺の由緒はないが、安中草三郎のことを書いた説明版はあった。小さくて読めないと思うが(申し訳ない)、実在の人物とは書いていないが、何がしかのモデル事案(色恋沙汰)はあったのではないか? 的なことが書いてある。



本堂は銅板葺き、入母屋造り屋根、平入り、流れ向拝。平成10年(1998年)に改修されている。


境内の観音堂には、如意輪観音が安置されている。

安中草三郎の妻・歌の墓。
噺の中では草三に首を切られて殺されている。詳細を書くと長くなりそうなので省略するが、草三郎に横恋慕した女性の家と一悶着が起こってしまったから。
東光院へは首のみ葬られており、胴体は正徳寺(噺中なので架空)に葬られている。正徳寺は同じく安中市にある長徳寺のことといわれる。長徳寺にも行ってみようかな。
コメント
コメント一覧 (2)
コメントいただき恐縮です。
貴重な情報をいただきありがとうございます。
写真はもっとうまく撮れれば良かったのですが・・・。
草三郎が住んでいたとされる場所は、東光院の北、秋間へ向かう県道沿いで
九十九川の手前、現在は丸山さん宅(米庄商店)のある場所と言われています。
距離約300mです。
お寺としましては
説明書きを読めるように大きくして頂ければ嬉しいです。